湖北省咸寧市にある養鶏場が最近、上流の複数のダムが同時に放水を行ったために水没し、2万羽以上の鶏が溺死し、経営者の損失は20万元を超えました。この件に関して、一部のネットユーザーは、「人民の生命や財産は(中国共産党)にとって一文の価値もない」と非難しています。
ネット上で出回っている動画によると、6月22日に湖北省咸寧市は豪雨に見舞われ、ある養鶏場で2万羽以上の鶏が溺死しました。動画撮影者は、「いくつかのダムが同時に放水し、10分で水位が1メートル以上上がった。自力での救助は無理で、1000羽以上の鶏を救出できただけで、残りの2万羽以上は全て溺死した。損失は約20万元」と述べています。
中国メディアの報道によると、養鶏場が水没した主な原因は、ダムが同時に放水したためです。水勢が急であったため、地勢が低い養鶏場は最終的に2万羽以上の鶏が溺死し、飼料の一部も水に浸かり、経営者の損失は合計で20万元を超えました。また、保険には入っていないため、経営者はショックを受けています。
これに対して、一部のネットユーザーは、「これは人災だ!なぜ事前に警告を出して損失を減らさなかったのか!」、「前回もダムの放水で下流の町が通知されずに浸水し、数百台の車が水没したが、誰も補償してくれなかった」とコメントしました。
(翻訳・吉原木子)