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マイクロソフト社は2月12日、Windows 10のセキュリティ更新プログラムをリリースした。今回のパッチは、過去最高となる99件の脆弱性を対処している。
マイクロソフト社の公表によると、この修正の内容は主に、Webブラウザ「Internet Explorer(IE)」に関連するリモートコード実行(RCE)の脆弱性「CVE-2020-0674」に対処すること。ゼロデイ脆弱性はコンピューターに大きなセキュリティ上の危険をもたらすため、個人データのハッキングを防ぐのにすべてのWindows 10ユーザーに速やかに適用することが推奨される。
ブラウザゼロデイパッチの修正に加えて、ほかに98のセキュリティ更新プログラムもリリースされた。この更新は主にセキュリティの修正であり、新しい機能は追加されていない。今回のセキュリティ修正は近年で最大規模となるが、過去数か月間の更新によるバグは修正されていない。
このアップデートは必須ではないため、マイクロソフトはユーザーが各自アップデートを手動でインストールする必要があると注意喚起している。
(翻訳・宛 漣音)