5月30日午後、北京は突然暗くなり、大きな木が根こそぎ倒れるほどの強風と豪雨に見舞われました。

 

 中国気象網の報道によると、午後3時に、北京の門頭溝区、朝陽区、石景山区などで最大風速10級(27メートル/秒)の強風が観測されました。北京国家基本気象観測所の南郊観象台でも最大風速は9級に達しました。

 ネット上に流れている動画には、空が暗くなり、道路を走る車はヘッドライトで照らしている様子が映っていました。稲妻、強風、豪雨が一斉に襲来し、大きな木が揺れ動き、電動バイクや自転車が倒されていました。さらに、一部の大きな木は根こそぎ倒れていました。

 さらに、別の動画には、故宮博物院の坤寧宮の屋根瓦が大量に吹き飛ばされ、近くで雨宿りをしていた人々が「危ない」と叫ぶ様子が映っていました。

(翻訳・吉原木子)