江西省新余市の鄭さんは最近、比亜迪(ビーヤーディ、BYD) の新エネルギー車を購入しましたが、購入後わずか1ヶ月以内で予期せぬ事故に見舞われました。車の漏電が原因で、鄭さんは感電し、脳出血を起こし、現在も意識が戻っていない状態です。
鄭さんの娘がSNSで明らかにしたところによれば、彼の父親はオンライン配車サービスのドライバーであり、4月12日に新余市の「比亜迪専門店」で比亜迪秦プラスEVを購入し、家計を支えるために、オンライン配車サービスのドライバーを始める予定でした。5月1日に全ての必要な証明書を揃え、仕事を開始しました。
しかし、新しい車を購入してから1ヶ月も経たないうちに、運転中に漏電が発生し、鄭さんは感電して脳出血になりました。鄭さんの娘が公開した病院の診断書には、「脳幹出血、誤嚥性肺炎、感電傷、低カリウム血症、高血圧」と診断されていることが記されています。
鄭さんの娘によれば、感電事故は5月4日午後5時半頃に発生し、車内の監視カメラに記録されています。「お父さんはシフトレバーを握ろうとした際に感電しました。お父さんは車から降りて助けを求め、意識ははっきりしており、助けてくれた通行人に感謝していました」
鄭さんの娘によれば、鄭さんは現在、まだ高熱が続いており、医師は感電した側の身体が一生麻痺する可能性がありますが、具体的な回復は今後の治療次第であり、治療は非常に長期にわたるものになると述べています。
現在までに、鄭さんや鄭さんの家族は、比亜迪公式からは誰一人として連絡を受けておらず、「比亚迪専門店」とのみやり取りを行っています。
さらに、鄭さんの娘は、「父は比亜迪の忠実なファンであり、常に『比亜迪の車は良い』、『国産車を応援しなければならない』と言っていた」と述べました。
(翻訳・吉原木子)