共産党統制下の中国は特権と独占に満ちています。四川科技職業学院のある私営コンビニは価格が低すぎるため、開店直後に学校側から強制的に閉店させられました。ネットユーザーは、学生たちはやはり搾取から逃げられないと嘆いています。
中国メディアの報道によると、四川科技職業学院内のある私営コンビニは開業からわずか2日で強制的に閉店させられ、数ヶ月が経過しても再開業できていません。
店主の李さんは2023年11月に3年契約を結び、家賃、装飾費、仕入れ費、人件費、店舗譲渡費を合わせて約90万元(約1962万円)を投資しました。
2023年12月、コンビニが営業を開始し、商売は非常に繁盛していました。しかし、開業からわずか2日後に、学校側から営業停止の通知を受け取り、店はすぐに閉鎖され、電気も切られました。
学校側の通知には、「コンビニの広告灯が明るすぎる」との指摘がありました。しかし後に、学校の責任者は、商品の価格が安すぎて、学校のスーパーマーケットの商売を奪ったため、店を閉めさせたと明言しました。
李さんは、強制的に閉店させられた後、一部の商品の価格を上げましたが、学校側は依然として営業再開を許可していません。例えば、スプライト1缶の価格を1.8元(約40円)から2.2元(約48円)に値上げし、これで学校の他のスーパーマーケットの2.5元(約55円)とほぼ同じになりました。
李さんが提供した録音によると、学校の責任者は「あなたの価格はスーパーマーケットの価格をはるかに下回っている」と言いました。李さんは、「私たちは法規に反していません」と反論しましたが、相手は「最初から価格を上げていれば、今日のこの事態はなかったでしょうね。そうでしょう?」と返答しました。
このことがネット上で多くの注目を集め、一部のネットユーザーは、「酷すぎます。学生でも搾取の相手になりました」とコメントしました。
(翻訳・吉原木子)