広東省広州市白雲区鐘落潭鎮で27日午後3時頃、竜巻が発生しました。最大風速は11から12級に達し、甚大な被害をもたらしました。
竜巻の破壊力は非常に大きく、高圧線が切られ、まぶしい閃光を発しました。竜巻が通り過ぎると、卵ほどの大きい雹が降り始めました。広州市の黄埔区、白雲区、花都区、從化区、増城区でも雹の警報が出され、増城区の雹は、安全ヘルメットや車の屋根を壊すほどでした。
《広州日報》によると、この竜巻災害で少なくとも5人が死亡し、33人が負傷しました。141の工場が被害を受けたとされます。竜巻はいたるところで木や屋根を巻き上げ、電気施設を爆発させました。
ネット上で出回っている動画には、竜巻によって電力設備が大きく損傷し、送電塔から火花が散っている様子が映っています。
(翻訳・吉原木子)