中国の疾病予防管理センターのデータによると、中国で百日咳の発症率が23倍に急増し、13人が死亡したと報告されています。風邪や発熱、咳が止まらず、突然死した人もいます。
中国疾病予防管理センターの公式ウェブサイトに公開された最新のデータによると、1月1日から2月29日まで、中国で報告された百日咳の症例は32,380例で、去年の同じ期間のほぼ23倍に上り、13人が死亡しました。
多くの小児科医によると、百日咳をする子どもが増えてきており、咳により目から出血する子どもも現れたとのことです。医師は、目から血が出るのは百日咳の激しいせきによる合併症であると警告しました。
これに対して、多くのネットユーザーは、「自分や家族が繰り返し咳をして、いつも治らず、血が出るまで咳が出る」とコメントしました。
深セン市の陳さんは「この頃、私の周りで咳をする人がとても多く、なかなか治らず、周りには、何の前触れもなく亡くなった友人が数人いて、そのほとんどが40代から50代で、普段は健康だった」と明かしました。
河北省唐山市の王さんは、「地元で多くの人が繰り返し風邪をひき、発熱や咳をしている。また、肺結節や白肺などの病気になる人も少なくない」と暴露しました。
北京市の王さんは、「妻の熱が下がったばかりで、私にまた熱が出た。全身が震え、筋肉痛があり、鼻水がドロドロになってきた」と述べました。
(翻訳・吉原木子)