家を買って、絶望に追い込まれた中国の人々。
動画1：
私と夫はそれぞれ月給が1.5万元（約31万円）で、合わせて3万元（約62万円）あります。しかし、私たちの生活は幸せではありません。昨年、結婚して、家を買おうと思って、親や親戚から100万元（約2064万円）を借りて、280万元（約5780万円）の家を買いました。頭金が100万元、リフォームには30万元（約619万円）かかりました。毎月の住宅ローン返済額は1.27万元（約26万円）で、20年間返済する必要があります。
しかし、経済が不況になり、会社が倒産するとは思いもよりませんでした。つまり、家を買って間もなく、私は失業しました。すべてが夫に頼らざるを得なくなりました。しかし、夫の給料は1.5万元しかなく、毎日粥しか食べられず、服を買うことも、果物を買うことも、お菓子を買うことも、レストランで食事をすることもできません。
今、夫の会社も大規模なリストラを行っており、不幸にも彼も失業しました。家族全員が収入源を失い、家を売るしかできません。しかし、現在の市場では、なかなか売れず、価格を下げ続けるしかありませんでした。最終的には230万元（約4748万円）で売却しました。今、家を売っただけでなく、頭金とリフォームにかかった費用も失い、銀行に膨大な借金が残りました。
今、私たちはこの家によってすべてを使い果たし、ローン返済のために働く以外は何も考えられません。今になっても、何が起こったのか理解できません。何もしていないのに、全て失い、多額の債務を抱えることになりました。だから、本当に皆さんに忠告します。この数年は生活が容易ではなく、いざという時に備えるお金を用意したほうがいいです。
動画2：
この数年で最も後悔していることは家を買ったことです。2017年に購入した家で、現在30万元（約619万円）以上の損失を出ています。絶対に家を買わないでください。これから数十年間、住宅価格は継続して下落するでしょう。現在、100億以上の住宅がありますが、人口は14億に過ぎず、しかも、新しい住宅プロジェクトが絶えず建設されています。
一方、人口は減少しています。供給は需要を大幅に上回っており、そんなに急いでいない場合は、数年遅れて購入したほうがいいです。それによって、数十万を稼いだと同じです。もし1つ以上の住宅を所有している場合は、できるだけ早く売却することをお勧めします。引き延ばすほど、売れにくくなり、結局売れなくなる可能性もあります。本当に家を買う必要がある場合は、中古住宅の購入をお勧めします。なぜなら、今後数年間で、大手開発者であれ、中小開発者であれ、破産する可能性が非常に高く、建設中のプロジェクトが完成できないリスクが大きすぎるからです。
動画3：
本当に後悔しています。35歳の私は、毎月5000元以上の住宅ローンを返済しなければなりません。ローンの期間は30年ですが、最初の1年でもう無理だと感じています。お見せします、これが私の家です。夫と100万元（約2064万円）のローンを組んで購入しました。毎月、5500元（約11.4万円）を返済しなければなりません。
毎月5日は銀行の引き落とし日ですが、今年夫が失業し、私もこの2年間はずっと仕事をしていませんでした。現在、夫が失業し、家族に収入源がなくなりました。夫は今年の初めに失業し、仕事を探し続けていますが、年齢のせいでなかなか見つからず、適切な仕事はまだ見つかっていません。以前は月給が1.3万元（約27万円）で、月に5000元のローン返済は問題ないと思っていましたが、失業後、1万元以上の仕事を見つけるのはとても難しいです。
夫は建設業界で働いており、業務量が大幅に減少したため、多くの会社が給料を下げ、歩合もそれほど高くなくなっています。現在の業界状況では、彼の月収8000元（約16.5万円）の仕事しか就けません。これは業界内でもまずまずの方です。しかし、夫はそれを受け入れられず、さらに仕事を探し続けることにしました。注文がないため、今年は倒産した会社が多いと聞いています。
私がこの家を買う時、家族はもっと小さい約80平米の家を買うようにとアドバイスしました。しかし、将来的に両親が一緒に住めるように、そして子供の世話を手伝ってもらえるようにと考え、120平米の大きな家を選びました。結果として、価格は180万元（約3715万円）になり、100万元のローンを組みました。まだ1年目なのに、既に大変な思いをしています。
夫が失業して、生活はとても厳しくなりました。両親にお金を求めるのも恥ずかしく、両親を苦しめたくありません。お義母さんたちは農民ですから、お金を求めるのは憚られます。現在、夫は家にいて、寝たり、ゲームをしたり、面接に出かけたり、毎日ダラダラしています。その後、彼にフードデリバリーを勧めたところ、とても大変で収入が安定しない上、稼ぎもあまりありませんでした。家計を少し助けるだけで、住宅ローンにはほど遠いです。夫は天気が暑くなるとフードデリバリーをやめるといいました。
現在、服や化粧品は買えず、安い野菜を買って自宅で料理しています。果物も買うのを惜しんでいます。以前はこんな状況になるとは思ってもみませんでした。母はいつも私に少しでも貯金するようにと言っていましたが、私はその言葉を耳に入れずにいました。今になって、お金がないと本当に何もできないと痛感しています。今はもう生活していけないと思っていますが、この住宅ローンが29年も続くなんて、これからどうすればいいのか、考えるのも恐ろしいです。
動画4：
貴陽でこの家を買ったことを本当に後悔しています。現在、毎月4000元（約8.2万円）の住宅ローンを返済しなければなりません。もう持ちこたえることができないほどです。
今、本当にどうすればいいのかわかりません。数ヶ月間住宅ローンを支払わなければ、銀行が私の家を取り上げるかもしれません。この家を売ったとしても、数十万元の損失を被ることになります。なぜなら、家の頭金と仲介手数料を合わせると、200万元以上に上ります。この２年間、数十万元を返済しましたが、今、私はまだ銀行に75.6万元（約1560万円）を借りています。この家を売ったとしても、その価値は70万（約1445万円）しかありません。つまり2年間で30万元以上の損失を被っています。家を売ってもまだ銀行には6万元（約124万円）以上の借金があります。
ですから、今、家を売ることは本当に割に合わないのです。重要なのは、家を売ったとしても、銀行に返済するお金がないことです。だから、貴陽で家を買ったことを本当に後悔しています。2年前、何を考えていたのかわかりませんが、家を買いたいなんて。ですから、家を買おうと思っている皆さんは、よく考えてください。全額支払いができる場合、または仕事が非常に安定している場合に限り、よく考えてください。
2年前は、私の給与もまあまあで、月に4000元の住宅ローンは私にとって大したプレッシャーではありませんでした。しかし今、自分自身を養うことさえできないのですから、ましてや私の家のことをどうすることもできません。
動画5：
現在、多くの家庭が生活に困っており、中には1、2（約2～4万円）千元の貯金もない家庭さえあります。信じられないかもしれませんが、本当にこのような苦境に陥っている人がいます。どんなに困難でも、1、2千元の貯金もないというのは考えられないかもしれません。
しかし、これが私たちの現実生活で知られざる真実です。ある友達が私に電話をかけてきて、彼女が既に住宅ローンの返済を停止したと言いました。彼の家は2019年にローンで購入した中古住宅で、当時は150万元（約3097万円）で、80万元（約1651万円）を頭金として支払い、残りの70万元（約1445万円）をローンで、毎月4100元（約8.5万円）の住宅ローンを返済しなければなりませんでした。
当時、彼女の仕事は比較的安定しており、夫婦合わせて、月収は2万元（約41万円）以上でした。プレッシャーを感じずに家を購入しました。しかし、昨年末に彼女の夫の会社は突然倒産し、彼女の給料では日常の支出をまかなうことしかできませんでした。経済的な支えを失った一方、毎日お金がかかっています。彼女は家を購入してから、生活が非常に苦しいと感じています。2人の子供がいて、老いた両親の世話もしなければなりません。現在、多くの企業がリストラや給与カットを行っており、全く希望が見えません。
（翻訳・吉原木子）