中国の両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議全国委員会会議)は北京で開催されていますが、様々なトラブルが発生しています。
3月10日、ある動画がネット上に広く拡散されました。その動画には黒いセダンが中南海の大門に突っ込もうとする様子が映し出されています。その後、すぐに多数の警備員に取り囲まれ、運転手は警察に腕と足を掴まれ、中南海の前から迅速に引き離されています。
動画が撮影された具体的な時間や事の発端については、現時点では明らかになっていませんが、一部のネットユーザーは、「中南海で何かが起こるのは珍しいことではないが、今回のことはネット上に投稿され、広がったのは珍しいことだ」と述べました。
また、今年の両会でも重大な事態が相次いでいます。3月6日には、経済をテーマにした記者会見のライブ中継中に、第一列に座っていた灰色の服を着た女性が突然、ステージに向かって突っ込もうとしましたが、すぐに止められました。その後、テレビの画面は即座に切り替えられました。
一部のネットユーザーは、「理論的には、第一列は非常に信頼されている公式メディアのスタッフや記者のはずだが、一体何が起こったのか?」と疑問を投げかけています。
(翻訳・編集/吉原木子)