河南省開封市のある保護者が2月29日に暴露したところによると、開封市祥符区の楽学求実小学校は4日間始業したものの、教師が授業を行わず、生徒たちは教室でテレビを見ている状態であるといいます。

 同保護者は、「学校が半年間教師に給料を支払っていない。教師にも家庭での出費があるはずだ」と述べました。

 別の保護者は、「生徒たちは教室でアニメーションや映画を見るだけで、学校の食堂も生徒に食事を提供しておらず、校長は教師にも生徒にも責任を取っていない」と述べました。

 公開された資料によると、開封市祥符区楽学求実小学校は2015年9月に設立された全日制、閉鎖型、全寮制の学校です。

 これに対して、一部のネットユーザーは、「以前は出稼ぎ労働者の給料の未払いを聞いたことがあるが、今は教師の給料も未払いになり、いつ教師が出稼ぎ労働者と同じ立場になったのか」とコメントしました。

(翻訳・吉原木子)