中国青海省で2月21日、洪水被害が発生し、牧民の家が洪水によって破壊され、大量の羊が溺死しましたが、当局による情報の抑制のため、10日後にようやく外部に知らされました。ネットユーザーは次々と「なぜ災害のニュースが常に抑制されるのか?」と質問しました。
中国のネットユーザーが1日、微博(ウェイボー)に動画を投稿し、青海省の洪水に注目するよう呼びかけた後、多くのネットユーザーがリツイートし、「青海省洪水」は瞬く間に話題になりました。
2月21日には、青海省の冬格措納湖のダムが突然決壊し、青海省託索湖の水門が破壊され、洪水災害が発生しました。海西モンゴル族チベット族自治州都蘭県宗加鎮の牧区で大量の羊が洪水で溺死しました。ネット上で出回っている動画には、大量の羊が溺死し、牧民が馬に乗って水中で救助活動を行っている様子が映されています。
ネットユーザーが青海の牧民のために祈りつつ、「もう10日が経過したのに、中国のメディアは一体何をしているのか?」、「とても悲しいことだ、21日の出来事を今になって初めて知った」とコメントしました。
(翻訳・吉原木子)