今年の2月10日は中国の新年で、中国の伝統によると、人々は爆竹を鳴らす習慣があります。古代中国には「年」という怪物がいたと伝えられています。この怪物は頭に触角を持ち、非常に凶暴であり、「年」は通常、海の底や深い山林に住んでおり、毎年大晦日にのみ、海底や山から出てきて、家畜を食い荒らし、人に害を及ぼしています。一方、爆竹の大音響は「年」を怖がらせることができるため、中国では新年を迎える際に爆竹を鳴らすようになりました。

　近年、中国経済は下降傾向にあり、失業率が上昇し、株価が暴落し、多くの人々が厳しい生活を送っています。そのため、多くの人々は新年を迎え、家族と一緒に食事をし、爆竹を鳴らし、花火を見て、心のうっぷんを晴らすことを期待しています。しかし、このような願いも必ずしも叶うわけではありません。

　一部のネットユーザーは、購入した爆竹の品質が非常に悪く、一部の爆竹は導火線が全く点火できず、一部高価な爆竹が激安の爆竹よりも劣っていたりします。さらに悪い場合では、爆竹が突然爆発し、安全上のリスクを引き起こすこともあります。

（翻訳・吉原木子）