2024年の帰省ラッシュで、史上最も複雑な天候に遭遇し、多くの地域が雪氷災害に見舞われました。最近気温が上昇したにもかかわらず、特に被害が甚大だった湖北省からは、氷雪の融解による深刻な事故が報告されています。武漢市の複数の大橋で、高所から落下する氷柱が多くの乗用車を破壊し、運転手が怪我をしたことが発生しました。
30センチメートルを超える氷柱が急に大量に落下し、武漢市「過江大橋」を通過する車両は、避けることができませんでした。
このような恐ろしい氷柱の大量落下は、武漢の少なくとも5つの橋で発生しました。目撃者によると、多くの車のサンルーフやフロントガラスが破壊され、運転手が血だらけになりながら助けを求める場面もあったといいます。損傷した車両は橋の上に止まり、深刻な交通渋滞を引き起こしました。
氷柱が落下する原因は、地元の気温が上昇したことにあります。
これに伴い、災害に関連した自動車保険の請求が急増しており、湖北省の保険業界は2月5日までに10万4000件の事故報告を受けています。その中で自動車保険の報告が95%を占め、推定される請求金額は合計で8.9億元に達します。
(翻訳・吉原木子)