中国の株式市場が4年ぶりの低水準に落ち込んでおり、失望と怒りを感じた投資家たちは駐中国米国大使館の公式ウェイボーに助けを求めるために殺到し、不満を爆発させる際には米国に中国共産党を滅ぼすように出兵を呼びかけることさえありました。
中国の株式市場は最近、続落しており、投資家からは不満の声が絶えません。2月2日に上海総合指数が2700ポイントを割り込んで以来、多くの投資家が駐中国米国大使館の公式ウェイボーのある「キリンを保護する」という投稿の下にコメントを残し、助けを求めています。彼らは米国に「世界の警察」としての役割を果たし、キリンを保護するように、中国の株式市場を救うよう求めました。中には、米国に中国の株式市場の管理を引き受けるよう要求する人もいれば、米国に「地球上のがん細胞」を「除去」するために出兵するよう求める人もいます。さらに、多くの投資家が「反乱を起こそう」と呼びかけました。これほど大胆な発言は前例がありません。
当局は急いでこれらのコメントを削除し始め、一部のアカウントが投稿禁止されました。これに対して、一部の投資家は駐中国インド大使館の公式ウェイボーに殺到しました。
インド大使館が2日に発表した「ヴァサント・メラ」という投稿の下では、絶えず削除されているにもかかわらず、コメントが5000を超えました。
中国の株式市場が暴落する一方で、インドの株式市場は大幅に上昇し、20年前の約3,000ポイントから現在は72,000ポイントに迫る勢いです。中国の投資家からは、「インドの株式市場が羨ましい、すごいな」、「絶えず新高を更新するのが羨ましい」、「偉大な国、偉大な金融市場に敬意を表する」という声が上がっています。
一部の分析家は、中国人投資家の不満と怒りは本物であり、消すことも隠すこともできません。一つのはけ口が塞がれたとき、人々は常に次のはけ口を探し、抑えきれない民衆が立ち上がるまでそれを続けるでしょうと述べました。
(翻訳・吉原木子)