最近、山東省聊城市のある民間病院が生存の危機に直面している中、病院長が断食を宣言し、社会的な注目を集めました。

　ネット上で出回っている動画には、魯西南病院の多くの職員が「400名の職員にチャンスをください」、「魯西南病院に再編の機会をください」と書かれている横断幕を持っている様子が映っています。

　山東省聊城市魯西南病院の周紅生院長は、「退職した職員を含む601人は既に8ヶ月間給料が支払われておらず、病院の薬品と医療材料はほぼ尽きており、もうすぐ営業できなくなる」とし、「職員への罪悪感を減らすために、私は今日から断食をするしかありません」と述べました。

　魯西南病院の職員によると、病院が債務危機にあるため、職員の給料が遅れるだけでなく、薬局の薬品も不足しているとのことです。

　「現在、病院は開いていますが、治療はできず、患者を受け入れる能力がありません。給料未払いの問題が長い間存在しており、問題が発生してから病院はもう患者を受け入れていません」

　公開された資料によると、魯西南病院は山東省の重点建設プロジェクトであり、医療、教育、科学研究、保健を一体化した三級総合病院で、総投資額は20億元に達しました。

　事情の詳しいネットユーザーは、「院長の目的は債権者の注意を引くことで、現状は債権者が話し合いを拒否しているため、とても仕方がないことだ」と暴露しました。

（翻訳・吉原木子）