中国各地では極端な天候が相次いでいます。先日、多くの省と市で濃霧が発生しました。さらに、中国は広範囲にわたるみぞれに見舞われる可能性があります。今回のみぞれは2009年以来最も強いもので、一部の省では極端な降雪があります。
広西チワン族自治区気象台は1月31日の午前2時50分に、濃霧のオレンジ色警報を発令しました。これにより、今後12時間以内に沿岸地域では視界が200メートル未満の霧が発生すると予想されています。その後、江西省吉安市気象台も濃霧のオレンジ色警報を発令しました。これに先立ち(1月30日)、上海、江蘇省、貴州省、山東省、河南省などの省市が次々と濃霧警報を発令しました。
また、中国中央気象台によると、1月31日から2月5日にかけて、中国は広範囲にわたるみぞれに見舞われる可能性があるとのことです。今回のみぞれは、影響範囲が広く、持続時間が長いという特徴を持ち、総じて2009年以来最も強いものとなります。
一方、陝西省、山西省、山東省、河南省、江蘇省、安徽省などの地域では4~5日間みぞれが続き、一部の地域では極端な降雪に見舞われる可能性があります。
旧正月の帰省ラッシュに重なり、今回の濃霧とみぞれは道路、鉄道、航空などに大きな影響を及ぼすでしょう。
(翻訳・吉原木子)