中国陝西省のある中学が電気料金の滞納により電力供給会社から停電処置を受け、数千人の生徒がやむを得ず休校となりました。同学校のある職員は、電気料金の他に、学校が教師の給料も3ヶ月間支払っていないと暴露しました。
陝西師範大学楊凌実験中学は12日、「電気料金の未払いによる停電で通常の授業ができないため、午前10時30分に学校にお子さんを迎えに来ていただき、自宅に戻ってください。授業再開の時間は後ほどお知らせします」と発表しました。
ある保護者が、この事実を確認する動画を投稿し、彼は「12日午前10時20分に子供のクラスグループ(ウィチャット)から通知があり、学校が近いため、子供を迎えに行きました」と述べました。
同日午後、学校の職員は、学校が電気料金未払いで停電になったため、保護者に子供を迎えに来てもらうよう通知したことを認めました。
これに対して、ある保護者は、「数千人が在籍する学校が急に休校になるのは非常に無責任です」と不満を述べました。
同学校のある女性教師は、「電気料金の他、学校が教師の給料も3ヶ月間支払っていません」と暴露しました。
公開情報によると、陝西師範大学楊凌実験中学は、楊凌示範区管理委員会と陝西師範大学が共同で設立した公立の中学校で、敷地面積は46,000平方メートル以上、現在2,200人以上の生徒が在籍し、教職員は100人以上に達しているとのことです。
(翻訳・吉原木子)