経済が低迷しているため、11月以降、ますます多くの企業が早めに年末年始の休業を始めました。そのうち、5か月近く休業する企業もあります。


　中国メディアの報道によると、広東省仏山市のあるアルミ会社は11月9日から早めに年末年始の休業を始めたと言います。しかも、休業期間は来年の4月1日までで、5カ月近く休業が続くことが話題になっています。

　同アルミ会社は、「今年は需要の萎縮、生産能力の過剰、利益の減少などの要因や天気が徐々に寒くなってきていることを考慮し、会社の実情に基づいて、2023年11月9日から2024年4月1日まで休業することを決めた」と発表しました。

　このアルミ会社より先に早く休業する企業もあります。11月以降、浙江、湖北、河南などの地域の企業から従業員に休暇を取るように求める通知が相次いでいます。

　河南省の民間企業である新亜製鉄所は、「各部門の生産と業務を停止し、11月1日から従業員に順次休暇を取るよう決定しました。会社は全体的な経営環境に応じて生産と経営状況を調整し、休暇は来年2月17日までとなる」との通知を出しました。

　山東省の劉さんは、「比亜迪（BYD）も早めに休暇を取っており、他の省でも同様の状況があるかもしれない。失業や賃金未払いの情況は多くて、今ではお金を稼ぐのが非常に難しい」と述べました。

（翻訳・吉原木子）