中国ではこの数年、ライブコマースが急速に発展しており、関連データによると、2023年上半期のライブコマース利用者数は約5.2億人で、年間利用者数は5.4億人に達する見込みで、前年比で14.16%増加したと言います。年間の企業規模は約2.4万社で、前年同期比28.34%増加する見込みです。

 ライブコマースは従来の小売業モデルを変え、ショッピングをより楽しく、より参加感があるようにし、新しいビジネスモデルを生み出しました。しかしながら、消費者に便利なショッピング体験をもたらす一方で、ライブコマースは多くの問題を引き起こしました。虚偽広告と誇大広告が相次ぎ、販売記録を偽造し、購買を誘導する販売者も少なくありません。さらに、商品が偽物であることを知りながら、それを本物だと消費者を欺いてしまう販売者もいます。中国のライブコマース業界では偽の商品や偽ブランド品が横行しています。

 中国市場監督総局の報告によると、2022年に全国の市場監督機関は消費者からの苦情が56.38%増加し、その中で、ライブコマースに関連する苦情は22.09万件であり、前年比で1.15倍増加し、2020年の5.01倍となっていることが分かりました。

 以下はライブコマース途中で、秘密を漏らした動画です。

(翻訳・吉原木子)