中国公式メディアの報道によると、中国共産党第17期、第18期、第19期中央政治局常務委員であり、中国前首相である李克強氏は26日、突然心臓発作を起こし、懸命の治療が行われましたが、27日0時10分に上海で逝去しました(享年68歳)。
李克強氏は安徽省合肥市で生まれ育ち、若い頃は安徽省鳳陽県の農村に配属され、生産隊の党支部書記を務めました。1970年代末に全国普通高等学校招生入学考試が復活すると鳳陽県の首席(高考状元)となり、1978年3月に北京大学法律系(法学部)に入学しました。卒業後は共産主義青年団(以下、共青団)に入り、1993年に共青団中央書記処第一書記に就任しました。その後、河南省と遼寧省で主要な指導職を担当しました。
2013年3月李克強氏は第12期全人代第1回会議において第7代国務院総理に選出され、2018年3月の第13期全人代第1回会議で再任され、2023年3月に退任しました。
(翻訳・吉原木子)