四川省成都市のある市民はこのほど、15万元(約313万円)の預金が中国農業銀行の職員によって、金融商品の購入に転用されたと暴露しました。このことは話題となり、多くのネットユーザーが似たような経験があると暴露しました。
成都市のある市民がSNSに投稿した動画によると、彼女は中国農業銀行成都市三洞橋支店で15万元の普通預金を定期預金に移す際、銀行の職員はこっそり、定期預金を「金融商品の購入」に切り替えたことがわかりました。その後、彼女はお金を引き出せなくなりました。
動画には、女性が「何を買ったのか説明してください。一体何を買ったの?」と銀行の職員に質問する様子が映っています。しかし、銀行の職員は明確な説明をせず、回避し続けました。
事件発覚後、同行の役員はメディアに対して、「業務内容を説明する権限はありません。本社にお問い合わせください」と述べました。
これに対して、多くのネットユーザーは同じような経験を暴露しました。
「私の母もそうだった。先月、農業銀行の定期預金が満期になり、普通預金に移すところ、銀行の職員は3年または5年の預金を勧めて、すごい利息を貰えると説明し、母はその場で契約した。私はその話を聞いて、すぐにアプリで確認したところ、銀行は母に5年間の金融商品を購入させたことが分かった。幸い、15日以内でキャンセルできるので、すぐにキャンセルした」
「数年前、母は銀行にお金を預けに行った際、金融商品の購入を勧められ、利息が定期預金よりも高いと言われた。引き出しも非常に簡単で、前日までに予約すればいいと言った。母は契約してしまった。家に帰っきて、その話を私に語ると、私は直ちに銀行に行って、キャンセルした。銀行は何もわからない人々のお金をだまし取ることを企んでいる」
(翻訳・吉原木子)