中国のネット上ではこのほど、「青島ビール第三工場の従業員がビール原料に放尿する」と題した動画が出回っています。動画では、工場の従業員らしき人が麦芽に向かって小便をしている様子が映っています。この動画は瞬く間に話題となり、多くのネットユーザーは、「今後はもう青島ビールを飲まない」とコメントしました。

 これに対して、青島ビールは公式ウェイボー(Weibo)アカウントを通じて、「ネット上で出回っている動画について、当社は非常に重視し、いち早く公安機関に通報した。調査はすでに始まっている。関連する麦芽はすべて密封して保存した」と発表しました。

 多くのネットユーザーは「もう青島ビールは飲まない!」、「1匹のゴキブリを見つけたとき、家の中には既に無数のゴキブリがいる」とコメントしました。

 公開された資料によると、青島ビールは中国第二位のビールメーカーであり、中国で最も有名な飲料ブランドの一つであり、その製品は東アジアのほとんどのバーやレストランで販売されているといいます。

(翻訳・吉原木子)