第19回アジア競技大会の開会式は9月23日晩に開催され、贅沢三昧のパフォーマンスが行われた。しかし、以前に「盛世の風景」を示すために行われていた大規模な花火ショーは、偽りの「生放送」に置き換えられた。
当日夜、若い男女数人が銭塘江の岸に来て、対岸のアジア競技大会の花火ショーを見ようとしたところ、思いがけないことが発生した。ネット上では会場の「盛大な花火ショー」を「生中継」しているのに、現実の世界では会場の上空には何もなかった。
実際、開会式の前に当局は、環境保護のために、「実物の花火」を「デジタル花火」に変更すると発表していた。しかし、おそらく公式の説明は足りなかったため、多くの市民はそのことを知っていない。
これに対して、多くのネットユーザーは「デジタルか?本物だと思ったのに」、「どうせデジタルなんだから、玉皇上帝が宇宙船1万隻を連れてきたことにすれば、もっとかっこいいじゃないか」、「恐らく予算が足りない」と述べた。
(翻訳・吉原木子)