40人以上の米国国会議員らは18日、日本のシーフードを味わい、これは単なる美食を楽しむだけではなくて、米国が日本を支持していることを示すものである。

 米国下院の「対中戦略競争特別委員会」と日本駐米大使館は、アメリカ議会議事堂で「寿司と清酒の夜」というイベントを共同で主催した。このイベントでは、福島産の日本酒と、福島や北海道でとれたスズキやヒラメ、ホタテなどの寿司が提供された。40人以上の民主党と共和党の議員が出席し、美食を楽しんでいた。

 処理水の放出を受けて、中国当局は8月下旬に日本からのすべての魚介類の輸入を停止し、民間で反日感情を大々的に扇動し、中国国内で恐慌を引き起こした。

 これに対して、「対中戦略競争特別委員会」の委員長であるマイク・ギャラガー(Mike Gallagher)氏は、中国当局の行動を批判し、「中国の禁止令は日本の海産物の安全性に関する嘘に基づいている。中国の主張が完全に誤っており、北京の行動は単なる日本に対する経済的威圧にすぎず、日本経済に損害を与えることを狙っている」と述べた。

 このイベントに参加した人々には、下院外交委員会の委員長であるマイケル・マッコール(Michael McCaul)氏や米国議会アジア太平洋系グループの委員長である趙美心氏なども含まれている。

 在米日本大使館公使である石垣友明氏は、「日本の食品と清酒はアメリカで非常に人気がある。日本はさらに力を入れて、できるだけ多くの人に日本の魚介類の品質と安全性を宣伝すべきだ」と述べた。

(翻訳・吉原木子)