福建省洪水対策本部によると、台風11号の影響で、3日20時から6日16時までの累計雨量は、35の県の185の村・鎮で250ミリを超え、福州市、寧徳市などの31の村・鎮で500ミリを超えた。5日6時から6日16時まで、福建省全域で福州市、泉州市、寧徳など6市と18県で洪水が発生した。豪雨および洪水の影響で、福建省全域で713本のバス路線が運休し福州空港では132便の欠航が発生し、4453の建設中の工地が閉鎖された。
初期の統計によると、6日17時までに福建省では159万1600人が被災し、農作物の被害面積は9949.71ヘクタールで、直接的な経済損失は50.54億元(約1021億円)に達したという。そして、被害は現在も拡大している。
(翻訳・吉原木子)