河南省永城市のある中学校で2日、学校側が休暇スケジュールを勝手に変更したことが学生の不満を引き起こし、多くの学生が学校建物の前に集まって抗議した。このほか、河南省洛陽市の二つの高校の教師は4日、それぞれの学校の入り口で座り込みを行い、学校側の賃金未払いに抗議した。
ネット上で出回っている動画には、洛陽市のある有名高校の入り口に数十人が座り込みをし、抗議する様子が映っている。そのうち、若者がほとんどであった。別の高校の前に集まった人々もおり、彼らは立って集まっていた。情報筋によると、教師らは数ヶ月間、給料が未払いになっているという。
これに対して、地元のネットユーザーは「抗議が発生した高校は地元で最も優れた高校の一つなのに、こんなことが発生したのには本当にびっくりした」、「さまざまな兆候から、中国はすでに財政困難に陥っていることが分かった」とコメントした。
一方、河南省永城市にある「永城一中」で、大勢の生徒が集まっており、学校側に抗議している様子が映っている動画がネット上で出回っている。
地元の学生によると、学校の管理者は元々決められていた休憩時間と休日を大幅に削減し、学生たちの強い反対を引き起こしたという。
(翻訳・吉原木子)