台風6号はこれから中国東北部を襲い、豪雨をもたらし、新たな災害を引き起こす可能性がある。
中国中央気象局は7日午後、台風6号は北に90度の急な方向転換をし、韓国南部に上陸し、その後、朝鮮半島を横断して北上し、11日から12日の間に朝鮮半島から中国遼寧省に入ると予測した。
中国中央気象局の気象データアナリストである王偉躍(おう・いやく)氏は7日、台風6号は朝鮮半島上陸後、中国に入る可能性が高い。東北地域は台風6号がもたらす強風と豪雨に警戒する必要があると述べた。
王氏はまた、過去5日間、黒龍江省の中部と南部、吉林省の北部と中西部、遼寧省の東部などが50ミリ以上の累積降水量を記録しており、ハルビン市南部、牡丹江市などの地域では100ミリ、またはそれ以上の累積降水量を記録したと述べた。
今後の10日から12日の間、台風6号の影響を受け、中国東北部と北部は再び強風や豪雨に見舞われる可能性があり、一部地域では洪水になる恐れもある。
(翻訳・吉原木子)