中国の多くの地域でこのほど、極端な暴風雨と雷雨に見舞われている。福建省福州市では17日、1797回の稲妻が発生し、多くの人々が驚かされた。また、台風4号(タリム)は17日夜、広東省に上陸した。

 中国メディアによると、福州市では17日の午前0時から朝にかけて、1797回の稲妻が発生した。福州市気象台は17日の午前7時47分に「雷電黄色警報信号」を発表し、今後の6時間以内に、福州市内と高新区の一部の地域で、落雷が発生する可能性があり、局地的に6-8級の強風や短時間の強い降水があると発表した。

 また、中国中央気象台によると、台風4号は17日22時20分ごろ、広東省湛江市南三島の沿岸に上陸し、中心付近の最大風速は13級(38メートル/秒)となっていた。

(翻訳・吉原木子)