浙江省政府はこのほど、今年の第1四半期の火葬された遺体が約17.1万体であることを公表した。これは北京当局が公表した感染死亡者数の2倍以上となる。この数字がネット上で話題となっていたが、浙江省政府はすぐに関連情報を削除した。
浙江省民政庁は13日、今年第1四半期のデータを公表した。その中に火葬データが17.1万体と記載されており、昨年の9.9万体に比べて約73%増加した。
多くのネットユーザーは、この数字は中国政府が昨年末に「ゼロ・コロナ」政策を突然一転した後、多くの人が感染して、死亡したことを示しているとコメントした。
浙江省当局によると、浙江省の火葬率はすでに100%に達したという。そのため、この数字は死亡率に等しいと考えられる。しかし、一部のネットユーザーは、「浙江省の火葬率は絶対に100%に達していない。私が住んでいるところでは、火葬率が低く、皆は基本的に土葬だ。去年の年末、火葬場がいっぱいになり、本来火葬される予定だった遺体が家に持ち帰られて、土葬されたこともあった」と暴露した。
浙江省は中国の発展した地域であり、医療水準、医療資源、ひいては平均寿命は他の省より優れている。したがって、他の発展していない省・市の死亡率はさらに高いと予想される
法輪功の創始者である李洪志氏は、「中国共産党は3年以上にわたって感染状況を隠蔽してきた。中国では疫病によってすでに4億人が死亡した」と指摘した。
2022年7月、上海公安局が漏洩したデータによると、中国全体の人口は約9.7億人となっているという。どうやら、こうして真実が明らかになりつつあるようだ。
(翻訳・吉原木子)