15日と16日、日本の法輪功学習者は大阪と京都で中国共産党の迫害を抗議するパレードを行った。
15日午後1時ごろ、大阪市浪速区の愛染公園から出発し、法輪功学習者たちによって構成されたマーチングバンド「天国楽団」が先陣を切り、後に続く学習者は「法輪大法は素晴らしい」、「世界100以上の国に愛好される法輪大法」、「中共の悪魔を打倒しよう」、「天滅中共（天は必ず中国共産党を滅ぼす）」、「中共≠中国」、「法輪功が迫害されてから24年」などの横断幕やのぼりを掲げて、大阪市内の街道を練り歩いた。パレードには、法輪功の功法デモンストレーションチームも参加した。
パレードの進行中、沿道の住民たちは絶えず「頑張って」「頑張れ」と声をかけた。天国楽団の音楽に強い興味を持つ中年男性は、「これはどんな曲を演奏しているのか」と、演目の詳細について天国楽団のスタッフに何度も尋ねた。
兵庫県から大阪の友人を訪問してきたという井川さんは、「日本人の頭の中では、中国共産党がとても怖い組織であり、独裁政権だと思います。中国で起こっている法輪功学習者に対する迫害は黙認できないものです」と取材者に語った。これらの迫害に関する真相がもっと広まるよう、法輪功学習者たちにもっと頑張ってほしいとも述べた。
イスラエルから来たBen-Zourさんとその家族4人は、興味津々とパレードの行進を見物していました。「私たち一家は初めて法輪功を知りました。とても素晴らしいパレードです！先ほど法輪功学習者からもらった資料もあります。家に帰ったら法輪功のウェブサイトでもっと調べるようにします」とBen-Zourさんが語った。
ベトナムから来た二人の青年は、法輪功学習者の紹介を聞いた後、法輪功に強く興味を持ち、法輪功を学習したいと述べ、もらった資料を家で詳しく読むようにするとも述べた。
16日午後3時ごろ、法輪功学習者は京都市で中国共産党の迫害を抗議するパレードを行った。
1999年7月20日、中国共産党の江沢民総書記（当時）の指示に従って、中国共産党政権は文化大革命以来最大の政治運動を開始し、約1億人の法輪功学習者に対して迫害を展開した。2006年から、法輪功学習者を中心とする良心の囚人が、中国の病院で臓器を摘出され、殺害されていることを示す証拠が得られた。この迫害は今日も続いている。
新唐人テレビによると、多くの国々が中国共産党（中共）による残虐な臓器狩りを阻止する動きを推進するなか、台湾議会である立法院も「生体臓器収奪の阻止と撲滅に関する法案」の制定を進めており、地元の県議会や市議会も法案の提出という形で支援を表明している。
桃園市議会、台北市議会、新北市議会ではわずか2か月の間に議案が可決された。
7月4日、台南市では「生体臓器収奪の阻止と撲滅に関する世界宣言（UDCPFOH）」の動きに合わせた採択を行った。台南市の黄偉哲市長も支持を表明した。
台南市長・黄偉哲氏は、「台南市議会の議員たちの支持に感謝します。また、私たちとともに生体臓器摘出に反対する声を上げてくださった皆さんに感謝しています」と述べた。
（文・黎宜明/撮影・丹丹）