海外華僑による中国の民主化を促進する、さまざまな活動が繰り広げられている。100人以上の海外華人が1日の午後2時から5時まで、ロサンゼルスの中国領事館および近隣の中華街で「七・一中国共産党(以下、中共)の葬送」、「香港を声援する」と題したデモや集会を行った。
集会では、スピーチ代表が中共の支配下で74年間に約1億人の中国人が殺害されたと述べ、中共は人類史上最も邪悪な殺戮集団であり、中共を終焉させる事こそ、今すべての人の使命であると訴えた。
その後、イベントの参加者たちは中共を送葬するために棺を担ぎ、嗩吶(チャルメラ)の伴奏の中で中国領事館を回って行進を行った。「中共を打倒せよ」、「一党独裁終わらせる」などのスローガンが相次いでいる。
中国領事館の前では、イベントに参加した人々は中共の党旗や国旗を引き裂き、香港の旗を掲げ、「香港に栄光あれ」および「不屈の行進曲」を奏でた。
主催者の一人である陳維明氏は、「海外の人々は中国の民主化を推進する責任がある。私たちは直接、中共と闘っているわけではないが、私たちは『六四天安門事件』以降、現在までずっと継続しており、アメリカ政府の中国共産党に対する見方にも変化をもたらしている。もし私たちが海外で頑張らなければ、他の人たちは『中国人自身が民主と自由を必要としていないのなら、中国は独裁統治を求めているのだろう』と考えるだろう。そうなれば、彼らは中国の民主運動を支持することもない。現在、米国の行政当局、政府機関、上下両院、および西側諸国は、中国共産党の腐敗と独裁統治が中国人民に苦痛をもたらすだけでなく、世界にも危害をもたらしていることを認識できた」と述べた。
(翻訳・吉原木子)