広東省四会市のある男性が最近、住んでいる建物の2階の42部屋を購入し、壁を全て壊して、営業目的のカラオケに改装する計画を立てている。しかし、改装の過程で、同じ建物の多くの壁に亀裂が入った。これが建物全体の住民に懸念を引き起こした。
中国メディアの報道によると、四会市吾悦広場にある11階建てのマンション「悦公館」の2階全体が姚さんによって購入された。姚さんは全ての壁を壊して、カラオケに改装する計画だという。
現場の写真には、2階全体がほぼ解体されている様子が映っている。いたるところが、まるで爆弾で破壊された廃墟のように壊れている。建物内には裸になった鉄筋やコンクリートがむき出しになっている。
2階全体で約1800平方メートルがあるが、壁に亀裂が生じるまでに、すでに約600平方メートルが解体された。さらに、解体の進捗を早めるために、施工側は一階の天井を貫通して建物のゴミを運んだり、掘削機械をそのまま二階に持ち上げて作業していた。
このような乱暴な解体が建物にどのような破壊的な影響を与えるかは想像がつかない。ある住民は、「これは11階建ての建物で、上には300以上の住民が住んでおり、わずかな柱で支えられている。もしこの建物が崩壊したらどうしよう」と述べた。
(翻訳・吉原木子)