最近、中国のある学校の監視カメラのビデオがネット上で話題になっている。生徒が座席で頭を下げたり、上げたり、立ち上がったりする動作がすべて認識され、異なる色で表示される。多くのネットユーザーは「学生たちは刑務所にいるようだ」と批判した。

 投稿されたビデオには、教室の各生徒の動作は異なる色で明確に表示される。例えば、頭を下げる、上げる、振り向く、机に寄りかかるなどがある。生徒の集中力を「頭を下げる率」で測定するとされており、生徒たちは頭を上げることさえできない状況になっている。

 多くのネットユーザーによると、このような監視システムは中国の学校ではすでにかなり一般的になっているという。

 このような非人間的な教育方式は多くの非難を浴びており、多くのネットユーザーは、「先進的な科学技術はよりよい生活のために利用されるべきなのに、ここでは悪用されているだけで、本当に悲しい」、「生活の質がますます悪化していることは別として、今はどうしてますます恐ろしくなっているのか」とコメントした。

(翻訳・吉原木子)