12月22日、名古屋空港に到着した神韻芸術団(大紀元)
米国ニューヨークから来た神韻芸術団が12月22日、名古屋に到着した。一団はクリスマスの12月25日から年末、正月、旧正月のホリデーシーズンに、東京、大阪、名古屋など9つの都市で中国伝統美を表す舞台芸術を披露する。
女性ダンサー連旭さんは、日本ツアーの参加を嬉しく思っており、一新された演目を披露したいと語った。「神韻は、5000年の歴史が育んだ伝統文化の精華を観客の皆様に送り届けます。きっと楽しんで頂けると思います」と述べた。
神韻オーケストラのチェリスト・袁于倩さんは、「舞台ストーリー、バックスクリーン演出、音楽や衣装に至るまですべて一新したパフォーマンスに、日本の観客の皆様は驚かされるでしょう」と大紀元に述べた。
「神韻のオリジナル音楽は、古代中国のそれに基づいています。舞台効果のために、西洋のオーケストラのスタイルを用いています。これが神韻音楽の特徴です」と語った。 中国の楽器と西洋楽器とを融合させた神韻音楽について、「中国音楽には多くのポルタメント(滑らせるように音から音へ移る技法)があり、民族性や情感を良く表現できます。オーケストラのなかでは二胡と琵琶が良く合います」と話した。
舞台の司会を務める唐睿さんは、「神が伝えたとされる五千年の文化には高い内包があり、人間社会を超越する大きなエネルギーは、どの国の人々も受益するもの」と述べた。 毎年、世界各地をツアーでめぐる唐睿さんは、鑑賞者から「忘れられない、決して見逃してはならない舞台だ」との感想を受け取っているという。
神韻芸術団は2020年、アジア太平洋、北米、欧州、中南米の150都市で公演する。7チーム編成が各地域を同時に世界5大陸を巡回するグローバルツアーを展開する。世界初の公演は米国ニューヨークで12月20日に始まり、満場の喝采を受けた。アジア太平洋地域では日本が初めての公演となり、24日の名古屋公演がツアー初舞台となる。
神韻2020世界ツアーは公式サイトjp.ShenYun.comで、会場や日程の確認、チケット予約が可能。日本ツアーは下記の通り。
2019年12月25~27日 愛知県芸術劇場 大ホール(27日完売)
12月29、30日 広島文化学園HBGホール コンサートホール
2020年1月3日、2月1、2日 ロームシアター京都 メインホール
1月6~9日 神奈川県民ホール 大ホール
1月13、14日 大宮ソニックシティ 大ホール(残席わずか)
1月15、16日 府中の森芸術劇場 どりーむホール
1月18日 大阪フェニーチェ堺 大ホール(残席わずか)
1月20~23日 福岡サンパレス ホテル&ホール コンサートホール
1月10、11日、27~29日 文京シビックホール 大ホール(10、11日完売)
日本ツアーの後、台湾、オーストラリア、ニュージーランドに渡り、各主要都市で公演する。
(翻訳編集・甲斐天海)
(大紀元より転載)