北京では10日夜、突然黄砂に見舞われ、夜の闇の中、北京市内が霞んでいた。地元のネットユーザーは、呼吸すると砂を食べたような気がして、地下鉄の駅構内まで土の匂いがすると述べた。

 北京市気象局によると、上流から来た黄砂の影響で、北京市では10日21時から11日17時にかけて、黄砂に見舞われ、ほとんどの地域で最低視界が1000メートルを下回る見込みだという。

 ネットユーザーが投稿した動画には、10日夜、北京市内が急にぼやけてしまう様子が映っている。動画を撮影したネットユーザーは、「カメラが壊れたかと思ったが、北京に黄砂が来ていることに気づいた」と述べた。

(翻訳・吉原木子)