中国のあるネットユーザーはこのほど、中国の一部の専門家は当局と協力して、民衆から富を搾取することを非難する動画を投稿した。
動画の中で、ある中年女性は「外国の専門家と中国の専門家の違いは何でしょうか? 外国の専門家はハイテク技術をどうやって自国民に行き渡らせるかを研究している。中国の専門家はどうやって民衆を愚弄するかや富を搾取することを研究している」とし、「30数年前、中国の人口は10億人までも行かなかったのに、中国当局は人口が多いことを嫌い、『一人っ子政策』を実施し、流産、不妊手術、罰金を課して子供を産むことを制限した。現在、中国は14億の人口がいるが、中国当局はその数が少ないことを嫌って、自由に産むことを奨励するようになった。愛人でも大学生でも子供を産むことができる。これは中国の領土が大きくなったのではなく、不動産を建てすぎて買う人がいなくなり、売れなくなったからだ。現在の子供は将来にこれらの不動産を買わせるために生まれてきたのだ」と述べた。
女性はまた、「国内の専門家と資本家が不動産を売るために、学校や病院などの資源を都市に移転し、そして、人々に都市に行かせ、家を買うようにする。もし、不動産を買わなければ、子供は公立学校に入れることもできない。また、チキンエキスを売るために、味の素はがんの原因となる恐れがあると宣伝する。結局、チキンエキスも味の素で作られるものだ。ラードを食べ過ぎるとがんなどの病気になると宣伝する。結局、サラダ油や調剤油を売るためだけだ」、「よく観察すれば、ルールを作る人が最もルールを守らない人であることが分かった。これらの専門家は(当局者にとって)、民衆を奴隷にして、搾取する道具に過ぎない」と述べた。
この動画は既に中国のSNSで拡散しており、あるネットユーザーは、「誰が専門家を指図できるのか、誰が専門家をコントロールできるのか」という意味深な質問を投げかけた。
(翻訳・吉原木子)