雲南省昆明市嵩明県楊林経済技術開発区にある藍光不動産会社が請け負った工事は、すでに一年近く中断しており、不動産を買った買主らは3月31日、大規模な抗議を行った。当局は100人以上の警官を派遣し、抗議を弾圧した。
現場にいた抗議者によると、藍光不動産会社が受注した雍錦府プロジェクトは、2020年10月中旬に着工しはじめ、2023年3月31日に完工する予定だが、2021年6月には工事が停止したという。買主らは何度も抗議を行ったが、藍光不動産会社は工事に用いられるお金がすでに無くなったと言い逃れている。
また、一部の抗議者は、「6.8億元(約132億円)の建築資金がなくなり、引き渡す時間になっても、建築現場はまだ荒れている。それにもかかわらず、私たちは毎月の住宅ローンを引き続き返済しなければならない」と述べた。
藍光不動産会社が3月20日、雍錦府プロジェクト告知書を発表したが、工事再開に関する計画に言及しなかった。絶望した買主らは途方に暮れ、3月31日、県政府に抗議デモを行った。結局、当局は100人以上の警官を派遣して、弾圧した。
(翻訳・吉原木子)