中国の食品安全問題は以前から非難されてきたが、最近、ある料理人がネット上で暴露したところによると、食材供給会社が食堂に供給する野菜や果物に薬液を付けていることが分かった。
3月11日、ネットユーザーが投稿した動画の中で、ある男性は、自分はある会社で数年間働いている料理人で、責任をもって食堂の秘密を伝えたいと語っている。「食堂は毎日、大量の食材を使っているため、皮を剥く時間がない。そのため、食材供給会社は、ジャガイモ、ナガイモ、レタスなど皮を剥いた野菜を提供している。多くの野菜は皮をむいてから10数分で酸化して黒く変色するが、送られてきた皮を剥いた野菜は白くきれいで、黒く変色した色は全くなく、ただ鼻を突く薬のにおいがしている。明らかに皮をむいた野菜はすべてに薬液が付けられている」
男性はまた、食材を運んでくる人に野菜に付けたものは何かと聞いたところ、「鮮度保持剤だ」と答えた。人体に有害かどうかを聞かれると、相手はどうしても教えてくれない、ただ「自分はなるべく食べないで」とし、「発覚されても大丈夫、上の人は庇ってくれる」と話したことを暴露した。
男性は最後に、「食堂に使われる食材の質は供給会社の経営者の良心にかかっている。毎日、食堂で食事をしている人の健康を心配している」と語った。
(翻訳・吉原木子)