6日、中国「両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)」が開催された3日目、石家荘市雨潤国際農産物卸売市場で突然大火災が発生した。しかし、中国公式メディアはこの突発事件を報じなかった。現在北京で開催中の両会に影響を及ぼすことを恐れたためとみられる。
地元のネットユーザーによると、6日午後、石家荘市鹿泉区寺家荘鎮にある雨潤国際農産物卸売市場で大火災が発生した。市場全体が燃えやすい保温材で作られていたため、市場は全焼したという。ネット上で出回っている動画には、消防士が遠くから火に向かって放水しても、火の勢いが収まらないという様子が映っている。
公開された資料によると、雨潤国際農産物卸売市場は2009年に成立され、穀物、果物、野菜と水産物などの卸売りを行っているという。
(翻訳・吉原木子)