『臓器収奪 ― 消える人々』の作者、イーサン・ガットマン氏が3月初旬に来日する予定です。
ガットマン氏は中国での臓器収奪問題を2008年から単独でジャーナリストとして調査し、現在は臓器収奪問題を取り上げる世界のさまざまなプラットフォームでスピーカーとして発言しています。最近では、カザフスタンで潜伏取材し、臓器収奪の状況を世界に伝えています。3月4日、有楽町の三省堂書店にて、ガットマン氏の講演会とサイン本お渡し会が開催されます。
イーサン・ガットマン氏は、中国専門のアナリストで、人権問題の調査者です。
中国での臓器移植濫用停止ETAC国際ネットワークの共同創設者です。
2004 年の『Losing the New China(新中国の喪失)』刊行後、中国のインターネット監視システム、労働改造制度、欧米のビジネスと中国の安全保障上の目的との接点に関するガットマン氏の研究が、注目されるようになりました。
第2作にあたる『臓器収奪―消える人々』の原著『The Slaughter』は2014 年にアメリカで刊行されました。
2016 年、調査報告書『中国臓器狩り/消える人々《更新版》』を共著しました。中国国内の数百件の臓器移植プログラム、メディア報道、公的なプロパガンダ、医療雑誌、病院のウェブサイト、アーカイブされた大量のウェブサイトの丹念な詳査を基礎とする影響力のある報告書となっています。
現在は、中央アジアのウイグル人、カザフ人難民への個人的なインタビューに基づいた本を執筆中です。
講演会とサイン本お渡し会の開催日時:
場所:東京有楽町三省堂が入っている交通会館3階 第一会議室B
日時:3月4日(土)13:30開場 14:00開演
1時間ほどの通訳付きの講演と質疑応答の後、希望者には著者との2ショット撮影
下記よりサイン本と講演の座席を予約していただけます(50名限定):
https://eventregist.com/e/b0LudbjjrrgC
ご質問、お問い合わせは yukari9@protonmail.com へ。