2023年に入り、中国では工場の倒産ラッシュが起きている。(ツイッター動画のスクリーンショット)

 2023年に入り、中国では工場の倒産ラッシュが起きている。広州では道路側の数十メートルの壁一面に「工場譲渡」というチラシが貼られている。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、広州で数十メートルの広告の壁に「工場譲渡」、「店頭譲渡」、「工房譲渡」などのチラシが貼られている様子が映っている。

 公開されたデータによると、東芝は33の工場が緊急に中国から撤退し、40万人が失業した。上海、深セン、東莞市では60万人が失業した。中国のアップル加工工場は注文が得られず、すでに3つの工場が倒産したという。

 これまで生き残った企業も、受注が得られないため、近いうちに、さらに多くの企業が倒産する可能性がある。

 一方、アルバイトも深刻な窮地にある。蘇州市のある工場で、500人の労働者を募集したところ、一度に1万人以上が応募してきて、工場の前は人だかりとなった。

(翻訳・吉原木子)