(イメージ:NTDTV動画のスクリーンショット)
今年6月17日、中国の臓器強制摘出を調査する国際団体「民衆法廷」はロンドンで決定を下し、中国が「良心の囚人」(主に法輪功学習者たち)の臓器を強制摘出する行為を長年続けてきたと判定した。その後、西側諸国のメディアは中国の臓器強制摘出のニュースを大々的に報道した。
10月26日、米国のニュース専門放送局FOXニュースが中国における法輪功学習者に対する臓器狩りについて再度詳しい報道を行った。
11月7日、参議院議員・山田宏は外交防衛委員会で政府に中国の臓器強制収奪問題に関する質問を行った。山田議員は、マタス氏の書籍を引用して「臓器を提供するどころは強制収容所と刑務所である。多くの犠牲者は法輪功学習者で、ウイグル族、チベット族など少数民族も含まれる。人類社会に未曽有の人権犯罪を止めるには、世界に真相を伝える他ない」と述べた。
11月16日、フォーブス(Forbes)英語ウェブサイトにはZak Doffmanの記事を掲載した。この記事によると、中国国内の臓器狩りは国家的な大虐殺だ、臓器狩りからの利益は年間10億米ドル。今まで、中国政府がずっと臓器狩りの問題を否認しているが、11月14日BMC医療倫理(BMC Medical Ethics)というジャーナルで掲載された論文は、中国政府が臓器寄付者のデータを改ざんすることを示した。
今週(11月30日)アジアにおける臓器濫用の状況に対し、日本、韓国及び台湾の有識者たちが東京で国際シンポジウムを開催する。
米FOXニュースが臓器狩りの報道:
山田宏議員国会で臓器狩りについて質問:
「臓器濫用及び移植ツーリズムについて考える」国際シンポジウム:
(翻訳編集・黎宜明)
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