英国の医療関連調査会社エアフィニティー(Airfinity)は11日、中国での新型コロナウイルス感染は13日にピークに達し、1日の感染者数は370万人に達すると予測した。
同社はまた、中国での感染が最初のピークに達してから約10日後、1日の死亡者数もピークに達し、毎日新たに2万5000人の死亡者が発生すると予測した。これにより、昨年12月初めに中国政府が「ゼロ・コロナ」政策を緩和して以来の死亡者数は累計で58.4万人に達することになる。
エアフィニティーによると、この予測のもとになったのは、「ゼロ・コロナ」政策を緩和する前の中国の各省や市が発表したデータと、日本や香港などの厳しい規制措置が解除された後のデータだという。
エアフィニティーの推計によると、中国では毎日の新規感染者は299万人に達し、死亡者数は1.89万人に達した。中国での12月1日以降の死者数が26.94万人に達し、感染者数は合計4430万人に上るとという。
一方、中国当局の発表によると、昨年12月7日~今年1月7日までの死亡者数はわずか30人、新規感染者はわずか12万人で、2020年のパンデミック(世界的大流行)発生以来の中国の公式な死者数は5200人にとどまっているという。
(翻訳・吉原木子)