中国では深刻な感染拡大になっており、大量の一般人が亡くなったほか、中国共産党(以下、中共)の特別医療政策を享受していた高官や専門家も次々と死亡した。専門家はその背後要因を分析した。
不完全な統計によると、新年からのわずか数日で、元中国国務院副総理の万里(ばん り)の妹である万雲(ばん うん)、元南京軍区副司令官の郭錫章(かく しゃくしょう)中将、フフホト市党委員会副書記兼市長の馮士亮(ふう しりょう)などを含む、中共高官16人が死亡した。
また、毛沢東思想の研究に生涯を捧げた湘潭大学の滄南(そう なん、99)教授が6日に死亡した。文化大革命期(1966 ~ 1976年)に中共の筆と呼ばれた復旦大学歴史学科の朱永嘉(しゅ えいか、92)教授も5日に亡くなった。
ラジオ・フリー・アジア5日の報道によると、中国政法大学の元教授である滕彪(とう ひゅう)氏は、「これまでに60人を超える中共外交部高官が死亡した。中国科学院と中国工程院の院士は合わせて61人がこの1年以内に死亡しており、このうち、この1カ月以内に死亡したのは32人に達した」と暴露したという。
大量な中共高官と専門家の死亡について、専門家はその背後要因を明らかにした。
時事評論家の藍述(らん じゅつ)氏は、「現在知られている情報によると、中共高官の多くが長生きしたのは、臓器移植を受けたからだという。しかし、移植された臓器は免疫システムによって、拒絶反応が起きるため、薬で免疫力を低下させなければならない。そのため、感染拡大する時、これらの人は感染されやすくなるのだ」と述べた。
藍氏はまた、先月北京で病死した中共元文化部副部長の高占祥(こう せんしょう)を例に挙げた。
中共教育学会の朱永新(しゅ えいしん)副会長は、「高占祥は多くの臓器を交換している。彼は冗談で自分の『部品』はほとんどが自分のものではないと言っていた」とうっかり暴露してしまった。
朱氏の発言に対して、多くのネットユーザーは、これだけの数の臓器をマッチングさせるために、どれだけの人が殺されたのだろうか。延命するために、臓器を交換する中共高官はまだどのくらいいるのかとコメントした。
(翻訳・吉原木子)