河南省周口市で2日市民が警官隊と激しく衝突した。(ツイーター動画のスクリーンショット)

 河南省周口市で2日、多くの若者が当局の禁止令を無視して、花火を打ち上げた。警察が現場に駆けつけて阻止しようとしたが、人々の怒りを引き起こした。結局、市民が警官隊と激しく衝突し、パトカー1台をひっくり返した。

 ネットユーザーが投稿した動画には、河南省周口市の中心部にある広場で2日夜、当局の禁止令に違反して、多くの若者が花火を打ち上げた。警察が現場に駆けつけて、花火を打ち上げた人を連行しようとしたが、市民と激しく衝突した。多くの市民はパトカーを取り囲んで、連行した人の釈放を求めた。また、警察の目の前で花火を打ち上げる人もいた。1人の若者がパトカーの屋根によじ登り、取り外したパトカーのナンバープレートを市民に見せた様子が映っている。その後、市民はパトカー1台をひっくり返しました。

 情報筋によると、パトカーの屋根によじ登った男子は3日午前5時、中国のSNSで「自分の行動に責任を持つ、両親に迷惑をかけないでください」と投稿したという。

 多くのネットユーザーは、若者がこのような方法で抗議することに賛同しないと表明した。なぜなら、中国当局は時機をはかって報復することが最も得意で、最後に損をするのは自分自身だけだからだ。

(翻訳・吉原木子)