杭州市、紹興市、寧波市など多くの地域で15日夕方、空に隕石と思われるものが目撃された。(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国浙江省杭州市、紹興市、寧波市など多くの地域で15日夕方、空に隕石と思われるものが目撃された。

 澎湃新聞の報道によると、浙江省杭州市、紹興市、寧波市など多くの地域のネットユーザーは15日夕方、隕石と思われるものを目撃したという。多くの杭州市のネットユーザーは、「当時、空は既に暗くなっており、突然、とても明るくて、眩しいものが現れた」、「高架を走っているとき、すごく光っているものが空から落ちた」とコメントした。

 杭州市だけではなく、金華市でも目撃した市民がいた。金華市民の毛さんは、「すごい音だった、実家の木戸も揺れた」と述べた。

 報道によると、隕石が15日19時11分、金華市浦江県檀渓城頭村に落ちたという。城頭村村民は、「隕石は確かに村の路上に落ちた。6、7センチの穴ができた。幸い人には当たらなかった」、「隕石はおよそガチョウの卵くらいの大きさで、黒くて平べったい。およそ1.3キロの重さだ」と述べた。

 隕石が降ることは、昔から凶兆や大事件発生の前兆と言われてきた。1976年3月8日午後、ある約4トンの隕石が、中国吉林市郊外の近くの県鎮に落ちた。同年7月28日、唐山市でM7.8の大地震が発生した。43日後、中国共産党初代中央委員会主席である毛沢東がなくなった。

(翻訳・吉原木子)