中国共産党のゼロコロナ政策は国民を苦しめ、人災をもたらしている。24日の新疆ウイグル自治区ウルムチ市で火災が発生し、封鎖措置により多くの死傷者が出るなど、抗議活動が全国各地に広がっている。
現在、少なくとも上海、北京、武漢市、成都市、広州市、ウルムチ市、西安市、雲南省大理市など十数都市で大規模な抗議活動が勃発している。日本、フランス、イタリア、オーストラリアなどの人々も続々と声援を送っている。
ウルムチ市
ウルムチのある男が防疫スタッフに次のように質問した。「ワールドカップは世界中の金持ちを一堂に集めている。彼らは死を恐れていない。あなた(防疫スタッフ)は私たち最貧困層をここに閉じ込めて、私たちが死ぬのを恐れていると言うのか?先日の火災で、あなたたちは心が痛まないか?3歳の子供が、死ぬまでの1ヶ月間、毎日大根を食べていた。死ぬ前までもちゃんとした食事ができなかった。これは誰のせいだ?
広州市
海珠区の広場で誰かが逮捕された。広州海珠広場で市民たちは、「言論の自由!報道の自由!人身の自由!」と叫んだ
雲南省大理市
市民は白い紙を手にして、街頭に出て抗議デモを行った。
浙江省
浙江大学の文化広場で抗議活動を行う学生たち。
重慶市
重慶市でも警察と市民との激しい衝突が発生。
西安市
西安市南窯頭で抗議デモが勃発し、大勢の警察が駆けつけて鎮圧した。
成都市
大勢の市民が抗議デモ行進を始めた。
武漢市
武漢市の有名な漢正街では1万人以上の市民が集まり、抗議デモを行った。武漢市の警察は空に向かって銃を鳴らした。
北京
亮馬橋(りょうばきょう)である男が演説し、「我々も人間だ、人権が欲しい、自由が欲しい!」と訴えた。
梁山河の内側の海岸線は封鎖され、外側の道端に人々が集まり、通りすがりの人々や車も加わった。より多くの市民が集まっていた。
上海
夜遅く、数千人の上海の学生や市民が自発的にウルムチ中路と安福路の交差点に集まり、ウルムチ市での火災の犠牲者に哀悼の意を表した。
人々はろうそくを灯し、花を供え、「ウルムチの封鎖解除」「新疆の封鎖解除」「全国の封鎖解除」と叫んだ。さらに稀なことに、公然と「習近平は退陣せよ」「(中国)共産党は退陣せよ」「独裁はいらない、民主主義を」「自由を」などのスローガンを叫んだ。
上海に「戦車男」が再登場。パトカーの前に若い男が立ち、パトカーの進路を阻止していた。その後、警察らが男を取り押さえて連れ去った。
海外の支援
日本
新宿西口の地下には、24日に発生したウルムチ市での火災の犠牲者を悼み、花やろうそくを手にした多くの人々が集まっていた。地面に並べたプリントには英語で「怖がらないで、忘れないで、許さないで」と書かれている。「人を解放せよ」という看板を掲げている人もいた。
フランス
フランス・パリのバスティーユ広場で、上海の抗議する人々を支援するために、自作の上海ウルムチ中路の道路標識を掲げる人がいた。
イタリア・ミラノ
ウルムチ市の死者を悼む群衆がイタリア・ミラノの街角に現れた。白い紙を手にしていた。地面には花やろうそくが置かれた。
オーストラリア
ブリスベン・タウン・スクエアでも、ウルムチ市火災の犠牲者を追悼する人々が現れた。多くの人が白い紙を掲げて抗議していた。
(翻訳・藍彧)