上海の女性2人は23日、「不要(いらない)要(いる)、不要・要、不要・要 」という横断幕を路上に掲げた。これは明らかに、13日に北京の四通橋で「PCR検査ではなく食べ物を、ロックダウン(都市封鎖)ではなく自由を、デタラメではなく尊厳を」という巨大な横断幕を掲げた彭載舟氏への声援である。
ネットユーザーが投稿した動画では、上海襄陽(じょうよう)北路で2人の女性が「不要・要、不要・要、不要・要 」というシンプルな文字の横断幕を掲げている様子が映っている。周りの人は、私たちはずっとこれをやりたかったと言った。2人の女性は横断幕を持って通りを歩いた。沿道で写真を撮っているネットユーザーがいた。私服警官もいたのか、誰かが「道路で歩かないで、しまって、しまって!」と言っていた。2人の女性はその後、横断幕を地元の公式掲示板に掲げた。
ネットユーザーからは、2人の勇敢な女性を称賛し、声援するコメントが殺到した。
「ヒーローがヒーローであるのは、彼女たちが通りで歩いたとき、すでに自分が何に直面するか知っていたからだ」
「頭がはっきりしている人はやはりまだいるのだ。私は彼女たちに敬服している。でも本当に自分の番になってくると、私1人で立ち上がる勇気はない。親の言うことも逆らえない私は、(中国共産党という)巨大な組織になおさら逆らうことができない」
(翻訳・藍彧)