中国共産党政権による法輪功学習者への迫害の真相を日本国民に伝えるため、日本全国から集まった数百人の法輪功学習者が16日午後、横浜でパレードを行った。
パレードの前に、法輪功学習者は、横浜の桜木町駅前広場で集会を行なった。
神奈川県逗子市市議会議員丸山治章氏が集会で、法輪功学習者に対する支持をスピーチで述べた。
「日本の法輪功学習者は、中国で起きている非常に深刻な人権問題を日本の人々に知ってもらうために、長年にわたって、たゆまぬ努力をしてきた。今回のパレードを通じて、より多くの日本人が中国共産党による法輪功学習者への迫害の真相を知ってもらうことを望んでいる」
評論家である三浦小太郎氏も集会で、「中国共産党政権は、良心の囚人や新疆ウイグル族に対して残酷な迫害を行っている。利益を得るための生体臓器摘出は組織的犯罪である。これに対して、日本人は犯罪に対してノーと声を上げて言い出す必要がある」と発言した。
日本法輪大法学会の会長である稲垣兼太郎氏は、「中国共産党は『真・善・忍』を恐れているから、法輪功を残酷に弾圧・迫害している。私たちは今日のパレードを通じて、法輪功が迫害されている真相を日本の人々に伝えたいと思っている」と述べた。
集会後、法輪功学者によって結成した「天国楽団」を先頭に横浜市内の街を練り歩いた。
今日、法輪功学習者が横浜でパレード(一) pic.twitter.com/Nn14gmfvX4
— 看中国【日本】ビジョンタイムズ・ジャパン (@visiontimesjp) October 16, 2022
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横浜市に住む東さんという女性は、「15年前に『転法輪』という本を読んだことがあった。当時、法輪功を学ぼうとしたが、仕事が忙しくて中々できなかった。今日、街で法輪功学習者のパレードを見れるなんて、とても感激している。できるだけ早く地元の法輪功学習者の煉功に参加する」と述べた。
子供を連れて地方から横浜に旅行に来た夫婦は、法輪功学習者のチラシを受け取った後、「今日初めて中国共産党による法輪功学習者への残酷な迫害を知った。迫害はあまりにも残酷で、直ちに止めるべきだ」と語った。
米国出身の2人の若者、ハコラさん(Hakola)とコシオさん(Coscio)は、法輪功学習者が迫害されていることを知っていると述べた。コシオさんは、叔父の親戚に中国人がいて、その親戚が中国で法輪功を修めたために中国共産党から迫害を受け、その後、何とか中国から米国に渡ったと語った。
オーストリア出身の中年男性ローゼンバーガーさん(Rosenberger)は、記者に対し、「中国で数年間働いたことがあるので、法輪功が中国共産党に迫害されていることをよく知っている。中国共産党が国民の思想を制御しようとしており、独自の思想や信条を持つことを許さないのはひどいことだ」と述べた。
(文・黎宜明、翻訳・藍彧、撮影・丹丹、玉竹)