中南海(中国共産党の本部や要人・秘書の居住区などがあるところ)(Wikimedia Commons/そらみみ (Soramimi) CC BY-SA 4.0)
中国共産党建国70周年記念大閲兵の期間中、93歳の元中国共産党党首江沢民は幾度かの死の知らせが聞かれたが、天安門の城楼に姿を現した。外部の観察によると、多くの中国の高官は長寿している。なぜ中共高官は長生きできるか?何かの秘密が隠れているのか?
中共高官はなぜ長生きするのか?
『世界日報』10月5日に掲載した文章は、特に中国共産党高官の長寿問題について分析した。中国国家衛生健康委員会のデータによると、現在の中国人の平均寿命は77歳。しかし多くの中国の指導者は90歳まで生きることができ、100歳を超える高官も少なくない。その原因の一つは神秘的な「特供」(特殊供給)制度であると考えられる。
報道によると、中国共産党は1941年から、当時のソ連の体制に従い、共産党体制内に厳格な等級供給制を確立した。今時も上層部は米、野菜、タバコ、お酒、茶葉、薬品、水、空気を含む様々な「特供」を享受している。つまり、同じ北京にいても、中国共産党の高官が呼吸する空気すら普通な人々とは異なっているとも言える。
臓器も特供される
米国に亡命した中国のある豪商郭文貴氏は2017年、中国共産党高官の器官までも「特供」があることをさらに暴露した。「彼らは臓器を換えて延命することができ、まさに『生体から臓器を狩り、需要に応じて人を殺す』」という、例えば、江綿恒(江沢民の息子)は腎臓を3回交換したことがあり、それによって5人が殺された。また、孟建柱は母に腎臓を交換するために、囚人を殺して器官を取ったと郭氏はコメントした。
9月15日、中国のWeChat(SNSソフト)で北京301病院からの広告を掲載し、中国共産党指導者の「健康プロジェクト」を重点的に宣伝した。該当広告によると、2008年に中国共産党の指導者の平均寿命は88歳に達していたが、今はその目標を150歳にしており、特に首長の医療保健の重点の一つは臓器機能の再生であると言うことだ。
海外の「新紀元週刊」から事情に詳しい人の取材によると、2011年、江沢民が死に掛かった時、「中国の肝臓外科の父」と称される呉孟超が臓器移植の手術を行ったという。
また、前述の江綿恒の腎臓交換手術は中国共産党軍医黎磊石が執刀した。中国大陸公式メディアからの報道により、2004年黎磊石と彼の学生による行った臓器移植手術は、人と腎臓の生存率が100%に達したという。黎磊石の腎臓移植センターは中国国内で最も大規模な腎臓移植センターの一つである。
法輪功を迫害する関連機関、個人に対するすべての犯罪を追及する国際組織である「World Organization to Investigate the Persecution of Falun Gong(略称:WOIPFG)」からは、黎磊石が臓器狩りの責任者として追及されている。WOIPFGの報告によると、中国では巨大な生体臓器供給ライブラリーがあり、法輪功修練者を主体として、チベット民族、ウィグル、キリスト教徒及びほかの中国人もいると掲載した。
共産党幹部の長寿の秘密「臓器再生」=「臓器移植」:
(翻訳・宛 漣音)